彼氏彼女の事情 リレードラマ01話 |
─────────────────────────────────── 其の参『リレー企画 カレカノ小説 第01話』 ─────────────────────────────────── 第1話「ある休日・・・」 執筆者:梓さん 出演 芝姫つばさ / 池田一馬 ─────────────────────────────────── ある日曜日・・・ 「つ〜ば〜さ〜!どこだー?」 「なあに?」 「おっ!いたいた。なあひさびさにカラオケ行かねえ?」 「カラオケ!?行く!行くよ!!かずまちゃん今日バンド練習は?」 「休み。なんかみんな最近忙しいらしくってさ。」 「ふーん・・・。じゃあしたくしてくるね!」 「おう!早くすれよ。」 (10分後) 「「しゅっぱあ〜つ!!」」 今俺の隣には誰もがふりむくような美少女がいる。 この子の名前はつばさ。一応俺の姉だったりする。 ・・・とても姉とはおもえないが・・・。 俺も最初は年下とまちがったものさ。(そしてキレられた・・・) とにかくつばさはもてる。老若男女とわずもてる。 やばそーな奴に声をかけられるのもしょっちゅうらしい・・・。 かわいいといろいろ苦労がたえないんだな・・・ (・・・ちゃん) ん? 「かずまちゃん!!!」 「・・・へ?」 つばさが俺の顔をのぞきこんでいる。 「何ボーッとしてるの?もおついたよ。早く部屋はいろーよ。」 どうやらぼんやりしているうちについてしまっていたらしい。 「ごめんごめん!行こう。」 そうして俺らは部屋に入った。 「つばさ、何歌う?先入れていーよ。」 「んじゃ・・・とりあえず『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』! ようやく覚えたし。」 「おー覚えっこしたやつな。じゃ俺は・・・イエモンの 『追憶のマーメイド』っと。」 「わあい!かずまちゃんのイエモンひさしぶりだあ!」 そうしてかれこれ3時間俺らは歌い続けた・・・ 「楽しかったな。また来ような!」 「うん!あーすっきりしたあ!!」 そう言って俺らが部屋を出たとたん・・・ 「ああっっ!!」 誰かにいきなり声をかけられた。 その人物とは・・・ < つづく > |
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